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第74回国民体育大会 いきいき茨城ゆめ国体

成年の部個人戦、女子は両手投げの横山実美選手が優勝

男子はサウスポーの鶴見亮剛選手が初制覇

 

国体は4日から成年の部がスタートしたが、最初の種目、個人戦の決勝が5日に行われた。

〔成年女子・個人戦〕

予選2位通過の横山実美選手(神奈川)が、予選トップの入江菜々美選手(三重)を22ピン逆転して最終Gを迎えた。その最終G、入江選手が5フレからターキーで並びかけたが、7、8フレと連続オープンでつまずく間に、横山選手は9フレから会心のターキーで勝負を決めた。

全国的には無名だった横山選手。実は今年、初の両手投げ女子プロ誕生ということで話題をさらった小沼姫と、小、中、高校と一緒で、高校でボウリングを始め、その最初から両手投げに取り組んだのも同じだった。小沼がプロの道を選択した際「自分はアマでもう少しスキルアップを…」と道が分かれた。「高校時代から、神奈川のジャージにあこがれていた。それを初めて着た国体で、優勝できるなんて考えていなかったけど、決勝に残ったときにチームのみんなが、サポートしてあげるからねと言ってくれて、勝ちたいなと思った。決勝の練習ボールでは光った球を投げていたけど、ラスト1分前に佐藤悠里さんに、曇った球にチェンジしなさいといわれた。そのアドバイスがなければ、ずっと光った球を投げていたと思う」。そんな後押しもあって、初出場の国体で、見事に頂点に駆け上がった。

 

〔成年男子・個人戦〕

予選を1417で1位の宮野史隆選手(山口)を15ピン差の2位につける鶴見亮剛選手(神奈川)が決勝2G目に269を打って、6ピン逆転、そして鶴見選手から39ピン差の村濱裕紀選手(沖縄)にも逆転の可能性が残されていた。宮野選手は1フレからフィフスでその時点ではトップを奪ったが、6、8フレとスプリットでオープンを作り、力尽きた。村濱選手も2フレからフィフスであわやと思わせたが、7フレはスプリットでオープン。鶴見選手は「あまり周りのことは気にせずに、自分のやるべきことだけに集中しよう」との思いどおり、3フレからのフォースのあともノーミスで238を打って、トータル2133で優勝、女子の横山選手とともに、個人戦は神奈川県がアベック制覇を飾った。

現在38歳と、チームでは最年長の鶴見選手だが、「これまで国体は、サウスポーには難しいというイメージがあったけど、今回は練習ボールのときにチャンスがあるかなと感じた。決勝に残ったのもこれが初めて。せっかく上位で残ったのでチャンスを生かしたいという気持ちがあった。優勝はうれしいけど、すぐに団体の予選があったので、喜びに浸っている暇がなかった」


鶴見選手と(左)、横山選手の神奈川勢がアベック制覇

女子入賞者、左から優勝・横山、2位・清野、3位・入江、4位・阪本、5位・谷原、6位・大林、7位・久松、8位・中馬の各選手

男子入賞者、左から優勝・鶴見、2位・村濱、3位・宮野、4位・千葉、5位・徳久、6位・和田、7位・佐々木、8位・武本の各選手
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